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API連携の要件整理|つなぐ前に決めるデータと責任範囲

APIがあるだけでは安全に連携できません。どちらのシステムを正本にし、いつ、何を、どの条件で更新するかを先に決めます。

ESシステム宮崎 編集部
二つの業務システムをAPIで連携する匿名構成図

先に結論画面の項目ではなく業務上の意味を対応させ、失敗時の担当と復旧方法まで要件に含めます。

連携の目的と正本を決める

顧客の二重入力を減らす、受注を会計へ渡すなど、減らしたい作業を一つずつ書きます。『すべて同期』では変更の責任が曖昧になります。

顧客名、住所、金額、状態ごとに正本を決めます。同じ項目を両側から更新できる場合は、競合時の優先や確認手順を責任者と決めます。

ID・項目・時刻を対応させる

名称だけで結ばず、変わらない外部IDと内部IDの対応を保存します。税区分、単位、状態コード、空欄の意味を項目ごとに確認します。

リアルタイム、数分ごと、夜間一括のどれが必要かを業務期限から決めます。日付境界、タイムゾーン、締め後更新もテストします。

認証と利用範囲を絞る

APIキーや秘密情報をコード、Git、通常メールへ残さず、環境変数や秘密管理へ分けます。読取だけでよい連携へ削除権限を与えません。

開発、試験、本番の認証情報を分け、有効期限、更新担当、停止手順を記録します。外部保守終了時に無効化できる一覧を持ちます。

失敗・再送・保守責任を決める

相手停止、通信切れ、形式変更、件数制限、一部失敗を想定し、再送してよい処理と人の確認が必要な処理を分けます。

誰が最初に気付き、どのログを見て、どちらへ問い合わせるかを決めます。相手仕様変更の確認、試験、公開、監視の費用と担当も連携要件です。

相談前にそろえるもの

  • 連携目的・正本
  • ID・項目・状態対応
  • 実行時刻・締め
  • 最小権限・秘密管理
  • 失敗・再送・保守担当

全部そろっていなくても構いません。分かる範囲を確認し、業務ルールや金額に関わる部分は担当者と一緒に決めます。

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