製造業の生産・品質ダッシュボード|遅れ・保留・未確認を見える化
生産数の大きなグラフだけでは、現場の詰まりは分かりません。どの品番・ロット・工程が止まり、誰の確認を待っているかを先に見せます。

先に結論計画、投入、完了、検査待ち、保留を分け、指標からロットと履歴へ移動できる管理画面にします。
工程ごとの待ち状態を定義する
未着手、作業中、検査待ち、保留、再検、完了など、現在の運用に合わせて状態を整理します。単に遅延と表示せず、どの工程で何を待っているか、次の確認者を示します。
生産計画、実績、良否の判断ルールは責任者が確認します。ダッシュボードが未確認の条件で出荷可否や作業者評価を決めないようにします。
品番・ロット・工程・基準版へ戻れるようにする
件数や率をクリックすると対象ロットへ移動し、品番、工程、検査項目、基準版、最終更新者を確認できるようにします。集計だけを別の表で作り、元記録とのつながりを失わないことが重要です。
同じ品番でも基準版や工程が異なる場合を分けます。現行マスタ変更で過去ロットの表示や判定が変わらないことをテストします。
時刻・単位・未送信を表示する
個、箱、kgなど単位を混ぜず、集計単位と対象期間を示します。設備や端末から自動取得する場合も、最終受信時刻と通信失敗件数を表示し、止まったデータを最新として扱いません。
共有タブレットの未送信検査や後入力がある場合、ダッシュボードへ反映前と分かる状態にします。再送で実績が二重にならないことも確認します。
大量ロットと権限で性能を測る
長期間・多数ロットを一度に描画せず、期間、製品、工程を絞ります。スマホでは表を横へ押し出さず、重要状態の件数と一覧を優先します。
作業者、工程責任者、品質、管理者の別アカウントで、機密列と操作範囲を確認します。架空ロットを各状態へ動かし、件数、率、一覧、CSVが一致することを照合します。
相談前にそろえるもの
- 工程別の待ち状態
- ロット・基準版への移動
- 数量単位
- 最終受信時刻・未送信
- 大量ロット・権限
全部そろっていなくても構いません。分かる範囲を確認し、業務ルールや金額に関わる部分は担当者と一緒に決めます。