BLOG業務改善
配車システムのバックアップと復旧|当日便と運行実績を守る
配車は停止中にも電話や紙で変わります。バックアップを戻すだけでなく、障害中の変更を正しい順番で統合しなければ古い予定へ戻ってしまいます。

先に結論予定、変更確認、実績を分け、複製環境で便・車両・乗務員の関係を照合してから当日運用を再開します。
当日便を何時間で再開するか決める
翌月集計より当日配車の再開を優先するなど、業務ごとの順番を運行管理者が決めます。停止直前の何分を電話・紙から戻せるか、乗務員への連絡経路も整理します。
安全、休息、資格、運賃の判断はシステムの復元状態だけで確定しません。現行の運行管理手順と責任者確認を優先します。
予定・実績・確認をまとめて保護する
便、顧客、車両、乗務員、時刻、変更履歴、通知、確認、運行実績、権限を復元対象にします。添付日報や写真が別保存なら、同じ時点の組合せを保ちます。
本体と別の保管先へ暗号化し、複数世代を残します。位置情報や顧客情報を含むバックアップの閲覧者と保存期間を決め、退職・委託終了後のアクセスを止めます。
複製環境で一営業日を照合する
日付またぎ、車両変更、乗務員交代、取消、応援便を含む架空の一日を復元します。便数だけでなく、予定と実績、変更前後、確認者、時刻を控えと照合します。
配車担当、乗務員、管理者のアカウントで表示範囲を試し、他営業所の顧客や便が漏れないことを確認します。通知は停止して過去変更を誤送信しません。
障害中の変更を時系列で統合する
電話変更には一時番号、変更時刻、受付者を残します。復旧後はバックアップ時点以降だけを順番に登録し、古い端末の再送で最新配車を上書きしない競合確認を行います。
復元訓練で再開時間、乗務員連絡、未送信、二重登録、権限を確認します。実際に使える紙控えと緊急連絡先を営業所へ置き、変更時に見直します。
相談前にそろえるもの
- 当日便の再開目標
- 予定・確認・実績
- 営業所別の権限
- 通知停止での復元
- 障害中変更の時系列統合
全部そろっていなくても構いません。分かる範囲を確認し、業務ルールや金額に関わる部分は担当者と一緒に決めます。