BLOG業務改善
介護記録システムの職員研修|共有端末でも迷わない導入手順
一度の集合研修だけでは、勤務帯や職種が違う職員へ同じように伝わりません。実際の交代場面を小さく再現し、迷った操作を改善へ戻します。

先に結論匿名利用者の練習データで、入力、申し送り、確認、訂正、未送信、職員交代を役割別に試します。
一つの勤務帯と記録から始める
一フロアまたは一チームで、頻度の高い記録と申し送りを試します。入力時間、紙への追記、口頭確認、未確認、訂正を測り、忙しい時間帯にも続けられるか確認します。
実在利用者の情報を研修へ使わず、架空の氏名と状態で練習します。練習記録が本番のケア記録、家族連絡、請求へ混ざらない環境にします。
職種と勤務に合わせて教える
介護職、看護職、相談員、管理者で表示範囲と操作を分けます。読むだけの連絡、確認が必要な事項、対応と完了を区別し、既読を対応完了として扱いません。
共有タブレットでは利用者選択、職員切替、下書き、ログアウト、スリープ復帰を繰り返します。前の職員の権限や検索結果が残らないことを確認します。
緊急時と通常通知を混ぜない
通常の申し送り、当日対応、緊急連絡を分けます。医療・介護判断をアプリだけで確定せず、緊急時は施設の報告経路を維持します。通知停止や勤務外通知も規程に合わせます。
未送信、送信済み、通知失敗を表示し、再送で同じ記録を増やしません。問い合わせ時は利用者情報を通常メールへ書かず、安全な担当窓口へ伝えます。
紙を終える前に交代勤務で照合する
早番、遅番、夜勤の交代で、記録件数、未確認、口頭補足、検索時間を比較します。利用率よりも確認漏れと二重入力が減ったかを優先します。
障害時の一時記録、復旧後の登録、端末紛失、退職者停止、バックアップ復元を決めます。一チームで安定してから広げ、職種別権限を再確認します。
相談前にそろえるもの
- 最初の勤務帯・記録
- 匿名利用者での練習
- 職種別の操作
- 緊急連絡の経路
- 紙を終える条件
全部そろっていなくても構いません。分かる範囲を確認し、業務ルールや金額に関わる部分は担当者と一緒に決めます。