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介護現場の共有タブレット設計|申し送りと記録を安全に速く入力

共有タブレットは記録場所を選ばない一方、前の職員や利用者の画面が残ると誤入力につながります。短時間の職員交代を前提に、対象と入力者を常に確認できる設計にします。

ESシステム宮崎 編集部
介護記録と申し送りを共有タブレットで扱う匿名デモ画面

先に結論職員、利用者、記録日時を固定表示し、申し送りの確認と対応完了を分け、交代時に情報を残さないようにします。

入力者と利用者を常に見える場所へ置く

画面上部に職員名、利用者名、日時を表示し、記録途中で対象を切り替えるときは未保存内容を確認します。居室番号や写真だけで判断せず、同姓や似た名称でも見分けられる範囲の情報を表示します。

利用者一覧は担当、フロア、勤務で絞り、全利用者を毎回探させません。ただし緊急時の参照手順をふさがず、一時的な閲覧の記録や責任者確認を施設の運用に沿って設計します。

記録と申し送りの状態を混ぜない

日々の記録、申し送り、対応依頼を分け、読んだことと対応完了を同じ操作にしません。重要度は色だけでなく文言で示し、未確認、確認済み、対応中、完了を一覧で追えるようにします。

定型選択で入力を速くしつつ、例外を残せる短い補足欄を用意します。医療・介護判断を自動確定せず、異常値や重要語は注意を促したうえで現行の報告経路へつなぎます。

文字拡大と共有端末の交代を試す

文字を大きくしたときに利用者名、保存ボタン、エラーが切れないか確認します。片手持ち、卓上、縦横の向き、ソフトキーボード表示で、戻ると削除、下書きと確定を押し間違えない配置にします。

職員交代後に前の利用者、検索結果、写真、入力途中の内容が残らないことを、ログアウト、スリープ、ブラウザの戻るまで含めて試します。共通アカウントだけにせず、操作した職員が履歴に残る方法を選びます。

通信切れと勤務交代を一緒に再現する

Wi-Fiが切れた記録には未送信と表示し、送信済みと見分けます。次の職員へ端末を渡す前に未送信件数を確認でき、復帰後の再送で同じ記録が二件にならないことが必要です。

匿名データで入力、申し送り、確認、訂正、職員切替、通信切れ、再送を一巡します。管理者側の件数と状態を照合し、入力時間だけでなく確認漏れや誤選択が減ることを一チームで確かめてから広げます。

相談前にそろえるもの

  • 職員・利用者の固定表示
  • 申し送りの状態
  • 文字拡大と端末向き
  • 職員交代時の消去
  • 未送信と再送

全部そろっていなくても構いません。分かる範囲を確認し、業務ルールや金額に関わる部分は担当者と一緒に決めます。

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